臨床工学技士は、医療機器の専門職です。院内で様々なスタッフと連携し、生命維持管理装置の操作等を担当しています。
また医療機器が安心して使用できるように保守点検を行っています。

当院の臨床工学技士は透析室に所属しており、主に血液浄化業務や呼吸治療業務、医療機器（透析関連装置・人工呼吸器・輸液ポンプ・シリンジポンプ・生体情報モニタ・除細動器・AED・メラサキューム）の保守管理などを行っております。
各部署のスタッフと常に連携を図りながら、患者さまに安全な医療をご提供出来るよう、責任を強く持って働いております。

理学療法士は Physical Therapist（PT）とも呼ばれます。ケガや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法などを用いて自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。

作業療法士は Occupational Therapist（OT）とも呼ばれます。作業療法というのは、日常生活の動作や作業活動を通してリハビリテーションを行います。
食事や家事、入浴や着替えといった日々の生活に必要な動作、手芸やガーデニング、レクリエーション活動など多岐にわたる支援を行うリハビリテーションの専門職です。

言語聴覚士は Speech-Language-Hearing Therapist（ST）とも呼ばれます。言葉によるコミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係していますが、 病気や交通事故、発達上の問題でこのような機能が損なわれることがあります。言語聴覚士は言葉によるコミュニケーションや摂食・嚥下に問題がある方に専門的サービスを提供し、 自分らしい生活を構築できるよう支援するリハビリテーションの専門職です。

生化学検査・血液検査・血液ガス分析・輸血検査・一般検査( 尿検査) 等を行っています。
検体検査は隣接する処置室から血液検体を運び、迅速に検査結果を報告できるよう努めています。

心電図検査( 安静時・負荷)、肺機能検査( 肺活量など)、超音波検査（腹部・心臓・血管など）ABI( 血圧脈波検査) 等の検査を行っています。患者さまの体に痛みを伴わない検査でありますが検査によっては時間を要する場合もありますのでご理解ください。