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山口鶴子先生(山木屋診療所前所長)が表彰を受けました

山木屋診療所の山口鶴子前所長が国民健康保険中央会表彰を受けました。東日本大震災後の被災地住民に寄り添い、地域医療を支えてきた点などが評価されての栄誉です。表彰状伝達式が10/24(月)佐久間博史院長同席のもと、川俣町役場にて執り行われました。藤原一二町長から「山木屋になくてはならない施設を支えて頂き感謝します。今後も地域への支援をお願いします。」とあいさつされた山口先生は「医師の存在が、住民の安心に繋がったのであれば光栄です。」と述べられました。
 山口先生は2016(平成28)年10月山木屋診療所の内科医に就任し、2018(平成30)年4月から所長に就任しました。2022(令和4)年6月に退任されるまで、「やさしさといたわりのある医療」をご自身みずから体現されてきた素晴らしい方です。今後の益々のご活躍をご祈念いたします。この度は誠におめでとうございます。



※福島民報新聞 令和4年10月25日号に掲載されています

山木屋診療所の歩み
2000(平成12)年 4月  済生会川俣病院が川俣町から受託される
2006(平成18)年 9月  済生会川俣病院が川俣町の指定管理者として運営開始
2013(平成25)年 6月  東日本大震災により休止
2016(平成28)年10月   済生会川俣病院が川俣町の指定管理者として運営再開
2022(令和 4) 年    現在に至る

心温まる芋煮会

  101112日の2日間、川俣病院において芋煮会を開催しました。新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、昼食は黙食をお願いしていますが、今回は皆さんにリフレッシュしていただけるよう1130分~1330分の間、屋上デッキを開放し260食分を振舞いました。
 1日目は非常に風が強く、屋上デッキでは芋煮のお椀が飛ばされないように食べるのが大変でした。2日目は穏やかな天気で、秋を感じながらお昼の時間を過ごすことができ、準備した芋煮は全て無くなりました。 今回初めて屋上に来たと言う方も多く、自然あふれる川俣町の景色も楽しんでいただくことができました。「久しぶりに職場の仲間と話をしながら食事ができて楽しかった」「醤油と味噌を合わせた味付けが美味しかった」といった声が聞かれました。今後も皆さんに楽しんでいただけるようなイベントを企画したいと思います。(総務人事課 佐藤敦子)










川俣地域ケアセンター学会

  令和4年10月8日(土)に第5回済生会川俣地域ケアセンター学会を開催しました。
 3施設4会場に分かれて、9名の演題発表がありました。昨今のコロナ禍における対応や患者様・利用者様との関わり方の重要性を演者全員が深く考察した内容発表でありました。今回も川俣病院の理念でもある「やさしさといたわりのある医療」「開かれた地域医療のための病院」を目指し、関連施設の職員も多く参加しての開催となりました。
【演題】
(1)買い物を通して利用者を元気に!             介護老人保健施設めがみ 理学療法士  押切 貴志
(2)「特定行為看護師が関わることで食事を開始することが出来た事例 ~他職種連携と特定行為看護師の活用~」
                                  川俣病院 特定行為看護師  菅野 藤智
(3)看取りケア~看取りに対する意識調査から見えたもの  特別養護老人ホームはなづか 看護師長心得 菅野まゆみ
(4) 脳挫傷後の寝たきり状態の患者に対するQOL向上に向けた離床への働きかけ 川俣病院  看護師  齋藤 和子
(5)「病棟看護師の退院後訪問の経験 ~アンケート調査から~」        川俣病院 准看護師  杉原 沙織
(6) 医療と介護の連携の必要性について~地域包括ケアシステム(済生会タウン構想)~
                            特別養護老人ホームはなづか 生活相談員   菅野 望未
(7) 「院内クラスターにより新型コロナウイルス感染症患者の夜勤対応をすることになった 看護師と
  残された人員で病棟を守った看護師の経験」           川俣病院 副部長兼病棟師長  加藤 久美
(8) 施設で集団感染等が発生した際の事務職の役割とは             川俣光風園 主事  武藤  卓
(9) コロナ禍で特例の付き添いが許可された終末期がん患者の妻の予期悲嘆 ~一般病棟における予期悲嘆の援助~
                                川俣病院  緩和ケア認定看護師  菅野ひとみ






















コスキンプレートはじめました

 10月2日「道の駅かわまたレストランShamoll(シャモール)」に、 川俣シャモ「コスキンプレート」が新メニューとして加わりました。済生会ソーシャルインクルージョン推進計画の一環とした地域住民の健康を共に支え合って生きていく事を目的としてレストランを運営する㈱川俣町農業振興公社、済生会川俣地域ケアセンターの管理栄養士たちが開発。 メニュー紹介の時には、同センターの佐久間博史センター長、㈱川俣町農業振興公社 代表取締役 笠間英夫様から挨拶があり、管理栄養士の門間千佳さんからメニューと栄養価の説明がありました。町特産の川俣シャモを使ったヘルシーで栄養価の高いワンプレート料理です。メニュー名については、当町で毎年行われる国内最大規模の中南米音楽祭「コスキン・エン・ハポン」にちなみました。 町の特産でもある主菜のシャモの胸肉は、イミダゾールペプチドという成分が多く含まれていて疲労回復(特に脳)や健康維持効果があると言われているので、カツレツとして使用、レモンとサルサソースを添えさっぱりとした味わいにしました。ご飯は食物繊維が豊富な麦ご飯、2種類の副菜をひとつのお皿にまとめ、どの年代の方にも食べやすく作られています。門間さんは「川俣町民や来町される方の健康を考え開発しました。」と話しています。コスキンプレートは3日からレストランにて提供されています。
  これからも、当地域ケアセンターでは持続可能な開発目標(SDGs)を実践していきたいと思っています。


   
【コスキンプレート】

・シャモ胸肉のチーズカツレツ
・青梗菜と春雨のエスニックサラダ
・切り干し大根と人参のマヨネーズ和え
・サルサソース
・麦ごはん

※シャモ肉は高蛋白・低カロリー・低脂肪で旨味があり、
 塩麹に漬け込み、より柔らかい仕上がりになっています


     


勝っこみ丼で元気100倍

 7月13日、川俣町にあります飲食店あじせん楓亭と地元小学生からメッセージ付きの勝っこみ丼144食を当病院へ頂きました。 同食堂は、地元川俣地域にあり川俣町特産のシャモ肉料理を提供してくれる飲食店です。 また、小学生は川俣町立富田小学校の生徒達です。 同日に贈呈式が行われ、あじせん楓亭さん、サカイフーズさん、富田小学生達から 佐久間院長、佐藤看護部長、阿部事務部長、鈴木人事課長へ勝っこみ丼が手渡されました。 新型コロナウイルスとの戦いに勝って下さい。という思いで勝っこみ丼と名付けられた 親子どんは、具材に福島三大地鶏 川俣シャモ 会津地鶏 伊達鶏を使用しタマネギと一緒に割り下で煮込んだ甘辛い仕上がりに、卵もサカイフーズさんの新鮮で丼物に合う最高の組み合わせでした。 また、勝っこみ丼、1つ1つに『大変な状況の中いつも通りのお仕事ありがとうございます。』『コロナウイルスに負けないでください。』等手書きのメッセージが添えられていました。 職員一同メッセージに癒され、勝っこみ丼の美味しさに満足と感謝の言葉を述べていました。 新型コロナウイルス第2波がいつ来るかわからず、緊張の毎日ですが、このようなお心遣いはとても励みになります。 勝っこみ丼のように、新型コロナウイルスに負けず職員一同地域医療に貢献していきます。


  

  

第1回「おたのしみ食堂」~子どもと高齢者の交流会~開催

 令和元年12月21日(土)、第1回「おたのしみ食堂」~子どもと高齢者の交流会~を川俣町保健センターにて開催しました。
 このイベントは、済生会川俣地域ケアセンター、川俣町、川俣町社会福祉協議会が連携し、食を通じて子どもと高齢者が交流する場を提供することで、地域とのつながりの希薄化などによる「社会的孤立」を予防することを目的に企画されました。開催当日は天候にも恵まれ、61名(高齢者32名、子ども29名)の方に参加いただきました。また、遠方で来られない方のために送迎支援を行い、移動手段がないことで普段外出ができないといった方にもできるだけ参加していただけるよう努めました。
 「おたのしみ食堂」では、子どもと高齢者が一緒に行える健康体操や昔遊び体験(輪投げ選手権、けん玉、コマ回し、竹とんぼ、あやとり、お手玉、コマの絵付け)並びに昼食会が行われました。昼食会では豚汁やおにぎり、クリスマスメニューが振る舞われました。その中で、高齢者が子どもに昔遊びを教えたり、食事をしながら笑顔で交流する場面が多く見られ、参加した方からは「ご馳走がいっぱいで盆と正月が一緒に来たようだ」「こんなに楽しめたのは久しぶり」といった喜びの声が聞かれました。
 これからも「おたのしみ食堂」をはじめ様々なイベントを企画し、地域の方々が互いに交流し支え合えるような地域づくりを目指していきたいと思います。


  


  


  

台風19号被災地へのボランティア活動

 台風19号が全国各地に大きな爪痕を残し、福島県内にも大きな被害をもたらしました。 川俣町も河川の氾濫や土砂崩れ、住宅への浸水などが次々に起こりました。
 私達も何かお手伝い出来ないものかと思い、ボランティア活動に参加しました。被害に遭われたお宅を訪れると膨大な数の家具や家電、生活用品が庭に出されていたり、蔵の中に入ったままになってました。それらの物を家人に確認しながら仕分けし、ごみ袋に入れていく作業は果てしない気がしました。
 私達がお手伝い出来たことはほんの少しのことですが、このような活動を続けていくことが大切だと感じます。 

     

様々なレクリエーション開催

 当院では、時期ごとに色々なレクリエーションを実施しています。
特に春に開かれるソフトバレーボール大会や、春と秋に開かれるゴルフコンペは、職員だけでなく地域の他事業者の方など関係者の方々も交えて盛大に行われ、毎回好評を頂いています(成績優秀者やチームには豪華賞品も・・・?)
 普段から多忙な方も多いですが、こういったレクリエーションを通して内外の人間関係を築き、普段の業務にも生かされています。  

 


     

川俣地域ケアセンター学会

  去る令和元年8月24日(土)に第2回済生会川俣地域ケアセンター学会を開催しました。
 発表は医療・介護・福祉から10名のエントリーがあり、第2回ということで、昨年より演題内容も一層深まった内容で開催することが出来ました。特に川俣病院の理念でもある「やさしさといたわりのある医療」「開かれた地域医療のための病院」を目指し、関連施設の職員も多く参加しての開催でした。
 他施設・事業所の専門知識や業務内容を把握・連携を強化し、医療と介護、福祉の質の向上を図ることが目的で、看取りや緩和ケアに着目した内容が数多く見受けられました。当院に在籍する緩和ケア認定看護師による発表も行われました。
 現在、緩和ケア認定看護師は当院に1名おりますが、福島県内に約30名しかおらず、数少ない貴重な人材です。
 今回は看取りに関わる1つの事例に対して、チーム医療における役割について、緩和ケア認定看護師と担当看護師の発表がありました。それぞれの立場に立った考えを学ぶいい機会ということもあり、皆さん興味津々で耳を傾け、大変好評でした。
 今後も定期的に開催していき、川俣地域ケアセンターの医療の質の向上を目指していきたいと思います。





なでしこ健康まつり

 第13回なでしこ健康まつりが10月28日(土)に当院で開催されました。
 当日は天候にも恵まれ、12時30分~15時30分までの3時間という時間ではありましたが約100名の方が来場されました。 今年のなでしこ健康まつりでは、消化器内視鏡専門医である当院の数田良宏先生に「川俣町胃がんリスク検診について~2年実施しての中間報告~」というテーマでご講演していただきました。また、伊達地方消防組合中央消防署南分署によるAED取り扱い講習や村上病院による心の健康コーナー、当院の理学・作業療法士による健康体操、フードコーナー、健康チェックコーナー、医療・健康相談コーナー、医療介護職を目指す方のための相談コーナー、チャリティーバザー、大抽選会も行われました。どのコーナーも内容盛り沢山であり、来場された方々から大変ご好評をいただきました。地域住民だけでなく、関係機関との連携や親睦を深める意味でも、今年もなでしこ健康まつりはとても有意義なものになったのではないかと思います。
 また来年も今後も多くの方々に参加していただけるよう職員一丸となって頑張りますので、今後とも当院をよろしくお願いします。